2022/04/12
ハムシ日和
また、だいぶ遅れてすみません。このブログは、もう現実の日から1週間くらいたたないと更新されないと思っていてください。(ほんとはもっと早くしたいけど、今日は書かずに明日にしようということを繰り返しているとこうなる)
2022.04.07
午前中に学校が終わったので、昼から採集に行った。風がとても強かった。


今日は、2匹採集。
みなさん、蛾というと汚くて夜に活動するイメージがあると思いますが、これらの蛾は昼間に活動し小さいですがとてもきれいなボディをしています。
ハムシは、新芽を好んで食べるようで、下の方では姿を見ませんでした。

写真をよく見てみると、チビタマより体に厚みがありました。

ちなみに、ここで絶対に気をつけてほしいことがあって、竿は軽くするためにだいたい「カーボン製」と書かれています。
カーボンは、非常によく電気を通すので
高圧電線の近くや雷が鳴っている時は絶対に使わないようにしてください。
それだけはほんとに命にかかわることなので、気を付けてください。
このタイプは、竿に一番大きく「540」と書いてあり、僕は「5m40㎝」あるのかなと思っていましたが、実際の長さは端に小さく4.9mとかいてありました。紛らわしい。😠
伸ばすとこんなに長く見えますが、今日使ってみて大きい木では一番低い枝がすくえる程度だということが分かりました。
それにしても、今日は風がとても強かったので、竿を伸ばしても風で竿がしなってコントロールできませんでしたorz。長竿を使うとしたら晴れの日ですね!!
右はクロハナケシキスイだと思います……… が、
違う種類に見えなくもないけど、微妙......。左は違う種類だと思いましたが、調べたところ似た種類が見つからなかったので同じにしました。

でも標本にすると黒ずんでしまいます。残念
2匹目の個体。
ブレブレですが、透明の部分に黒い帯が見られます。これが基本の形ですが、1匹目のように帯がなくなっている個体もいます。
このような、同じ種類でもいろいろな模様や色がある例はたくさんあります。
例えば、みなさんはテントウムシを見たことがありますよね。その中で「ナミテントウ」は非常に多くの紋と形をしていることでよく知られています。
サクラの葉っぱを下から見上げたところ。わかりにくいですが、真ん中の高さで右側の葉にテントウムシがついています。葉っぱに食べた跡がついている場合は、下から見上げるようにすると虫がいたらよく目立つことが分かりました。
2匹ほど見ましたが、採ろうとしたところどちらとも逃げられました。
「次は絶対取るぞ、覚えとけ!!」と一人心の中で思った。
この植物はいったい?たくさん食痕があったので、探してみるとクロボシトビハムシがいました。
体長2ミリほどのハムシで、名前に「トビ」があるように後ろ足の腿節(たいせつ)が太くなっていて、これで危険を察知するとすぐに飛び跳ねて逃げます。
(アシナガ)トビハムシの仲間は非常に種類がおおく、日本だけで30種類以上見つかっているらしい。
食草は「ネズミモチ」とかかれていて、この植物が果たしてそうかどうか………。
もし違っていたなら、もう一度考える必要がありそうです。
イバラについていた。
最初は科もわかりそうになかったのですが、
ナガハナノミダマシ科が一番近いかと……。
似た種類が多くて迷ったところ、キイロチビマルハナノミと同定しました。(誤同定の可能性、大いにあります。)
同じくイバラをすくったときに採集した個体。
下に写真のせてますが、とてもイカス模様をしています。
これはイチゴハナゾウムシかと。とてもかっこよかったです。
かっこいい⤴⤴⤴
とまあ、だいぶ濃い充実した採集となりました。
本日の成果 *この文字色で書かれている種は「初ムシ」
ベニシジミ2exs.
プラタナスグンバイ2exs.
ヒゲナガカメムシ1♂
クロボシツツハムシ3exs.
ヒゲナガガsp1ex.
ヒメクロオトシブミ1ex.
ヨツボシハムシ1ex.
ヒメカメノコテントウ1♂
クロハナケシキスイ2exs.
クワハムシ1♀
セモンジンガサハムシ2exs.
クロボシトビハムシ2exs.
キイロチビマルハナノミ3exs.
イチゴハナゾウムシ1ex.
ほぼ全部ですね。次もまた頑張ります。